壁250㎜断熱 現場見学会 in 酒田

年末の押し迫った時期でしたが酒田市で現場見学会を行いました。
コスモホームさんが建設している『Q1.0住宅』をご提供いただきました。延べ床面積が77.2坪と大きな住宅です。Q値は1.091W/㎡kというとても断熱性能の高い住宅です。「大きな家は絶対Q1.0住宅!」と言い切る柿崎社長ならではですね。(事実、断熱性能が低いと広い家では暖房費がかさみ、家全体を暖房できない高断熱住宅を耳にします。結果、暖房していない部屋は寒いだけではなく結露が発生。)

気になる断熱仕様は、壁がナント!250㎜(25センチ)という厚い断熱。
右の写真のように、外側に150㎜付加して断熱しています。壁の中にも100㎜断熱。合計250㎜という厚さですので、窓は自然と全て出窓になります。その厚みたるや・・・・
実際に目で確かめなくてはその迫力はわかりませんね。その窓は、全て樹脂+トリプルガラス。
写真に写っている窓1つの重さは、25キロ超。とても重いですが、窓のヒンヤリ感が無くなり快適性が向上します。屋根には「350㎜」、こちらもしっかり断熱しています。

暖房は床下暖房、熱源はヒートポンプ(電気)を採用しました。また、薪ストーブを併設するということで「煙突」が施工してありました。ご主人の趣味なのでしょうか、大きなリビィングに映えそうでした。

最後に記念撮影でパチリ!

1時間を超える見学会を終え会場を後にしました。

現場見学会終了後は、酒田市内で「懇親会&忘年会」。
サトー建築事務所の佐藤所長の行きつけのお店にお邪魔しました(同社改装工事施工・おしゃれなお店でした)。
庄内の海の幸を沢山頂きました。ご馳走様でした。

庄内地域で懇親会付の研修会は久々でしたので、地元の会員の方が大勢参加されました。
その席でのお話。

「庄内では、高断熱住宅しか残らない。高断熱住宅しか売れない。」
とても興味があるお話でした。
高断熱住宅+地域に根差した造り(デザイン)でなければ、庄内の厳しい環境では家が長持ちしない。
車の両軸のようにどちらも欠かすことができない、そうです。

これからの家づくりの大きなヒント・・・いや、大きなエールを頂いた1日でした。