県内一斉見学会 レポート№2

寒河江市の会場から一路、長井へ。山形の母なる川「最上川」沿いに車を走らせます。

会場に到着したのは、午後3時を回ったころです。

長井会場 ホリエさま

会場は、長井市で最近分譲した土地の一角にありました。
地元の工務店数社が、既に住宅を建設しており、中には展示場として活用している工務店も数社ありました。(写真)

長井会場は、ホリエさんが展示場として活用している住宅です。
展示場と言っても、お施主様のご厚意でお借りしているとの事。
よって、写真はNGという事でしたので、あしからず・・・。

アプローチは車庫と一体の造り。外壁の一部に「石材」を使用しており
一味違う雰囲気を醸し出しています。
玄関を開けると・・・、かなり一般の住宅と趣が違っています。

こちらも「ふあっ」とした暖かさ。ヒートポンプの温水をパネルラジエターに循環させて暖房していました。天候の良さも相まって、とても暖か。

こちらの住宅は、壁200㎜断熱・全窓トリプル樹脂窓・熱交換換気システムと、最新のシステム満載の『Q1.0住宅』。確認はできませんでしたが、案内文には太陽光発電4.2キロワットを載せた「ゼロエネ住宅」とありました。しかも・・・そればかりではありません!
断熱性能だけでなく、家具、照明にも凝っているインテリア。
正に「リゾートに住まう(この家のコンセプトとの事)」、です。 思わずため息が漏れました・・・・

おしゃれな長井会場を後に、帰路へ。
途中、商店街や広場で多くの方々が「雪灯籠」や「雪像」を作っています。
聞けば、今夜一夜限りの「雪灯籠まつり」だとか。
車を停め、少し散策して帰りました。

山形会場 米住建設さま

日付が変わって8日の日曜日。
所用があり、午後からの見学会巡りとなりました。

まず訪れたのが、米住建設さんの嶋地区にある見学会場。
こちらは、展示場として運営されています。
入口で迎えてくれたのが、右写真の「看板」。
そこには、「エアコン1台で全館一年中快適」と書いてあります。
この「1台」という言葉に、米住建設さんのこだわりが感じられます。

玄関を入ると、心地よい暖かさを感じました。

そして、中に入ると大きな吹き抜けが飛び込んできます。
圧巻の吹き抜けは「山形県産材」をふんだんに使用していると聞きました。米住建設さんの地元、置賜の杉や、最上地方の栗などなど。

この大きな吹き抜けが、1階と2階の空間を繋いでいます。
そのとてもとても大きな空間を
たった1台のエアコンで暖房している・・・・・驚きですね。

こだわりが随所に感じられる米住建設さんの『Q1.0住宅』を後に、

いよいよ最後の会場へ!

山形会場 三浦建築さま

いよいよ最後の見学会場に到着しました。
この度の「県内一斉見学会」は、この会場を除いて図らずしも新築の『Q1.0住宅』でした。ここは唯一『断熱リフォーム』を体感できる会場です。

こちらの会場は、築38年の住まいを断熱リフォームした住宅です。
今年で5年目の冬を迎えたと聞きます。 竣工以来、半世紀近く経っている計算になります。

玄関を入ると、にぎやかな笑い声と「ふあっ」とした暖かさが迎えてくれました。1組のご家族が見学されているようです。

ダイニングテーブルでは、三浦社長が「断熱リフォーム」の事を説明しているのでしょうか?お二人でパソコンの画面に見入っている様子でした。

お隣の和室には、見学に来られた奥様と可愛い娘さん。三浦社長の奥様も一緒に、楽しく遊んでおられました(写真)。記念に一枚、パチリッ。

この写真にありますように、内装は竣工当時のまま。水廻りは、断熱リフォームを機に新しくしましたが、造りの良い和室は敢えてそのままにしています。歴史を感じる佇まいなのに、心地よく暖かい。

以前、三浦社長がおっしゃった言葉を思い出しました。
「今まで不便だなぁ、と思っていた家も『断熱』が効くと、一変する。」

以上、2日間に渡る「県内一斉見学会」のレポートを終えます

見学会に御来場いただきました皆様、ありがとうございました。皆様の「家づくり」に、この度の見学会がお役に立てれば幸いで