Q1.0リフォーム現場研修会 in 米沢

断熱改修の工事途中の現場を見学に行きました。米沢市は生憎の雨模様・・・。

さて、今日見学した現場は、ちょっと特別。
というのも、新在協(新住協の前身の名称)からの会員の「米住建設」の古畑社長のご自宅なのです。「断熱」には特にこだわりのある方ですので、どんな工事か楽しみ。

外からの断熱改修だけあって、内装はほぼそのまま。住みながらの工事のようです。
本日の講師は、もちろん古畑社長。和室に通していただき、座談会のような形で話をしていただきました(写真左)。

既存の断熱材の外側に、200㎜(一部150㎜)厚の高性能グラスウールを取付けています(写真右)。合計300㎜断熱。もしかしたら、県内初かもしれません。窓は、YKKの樹脂サッシ。APW430という商品で、なんとトリプルガラス搭載です。気になる断熱性能ですが、熱損失係数Q値はなんと!0.887W/㎡k。年間の暖房エネルギー消費量は表の通りです。
(QPEX Ver2.73)

 住宅全体 1㎡当たり
年間暖房負荷〔kWh〕  2,556 14.2
 年間暖房用灯油消費量〔㍑〕(効率80%) 292 1.6
 年間暖房電気消費量〔kWh〕 852 4.7
 CO2発生量〔kg〕 399 2.2

予定の時間より少し前に終わったので、研修会に参加した「アルス」さんの工場に急遽お邪魔することになりました(アルスさん、急で申し訳ございません)。

アルスさんの工場見学

高橋社長から迎えていただき、工場を一通り見学しました。一同、初めてではないのですが、来るたびに様々な木製サッシが見れるので興味津々。
写真は幅5メートルを超す大開口のもの。
近々取り付けられるとか。

そうこうしているうちに、雨脚がどんどん激しくなり、山形市内が大変な大雨という情報も入り・・・これまた急遽解散に。

次回は、完成見学会で米沢を訪れたいと思います。
懇親会もセットにして、美味しいものを頂くのもいいなぁ・・・。