会沢事務局長講演「家を直すなら…知っておきたい本当の話」in山形エコハウス

「住まいの温暖化対策やまがた協議会」主催のセミナーが山形エコハウスで開催しました。これから家を建てる人、リフォームする人を対象に3回の講座を各地域で開くという環境省の補助事業です。
その名も「エコ住宅講座」

年明け間もない1月10日土曜日、新住協の会沢事務局長(左写真)が講師として迎えられ、第一回目の山形会場がスタートしました。

タイトルは「家を直すなら…知っておきたい本当の話」

全国各地で活動している会沢さんは、仕事柄もあり「リフォーム現場」がよく目につくそうです。
外壁を張り替えたり、屋根をふき替えたりする現場を目にする度にこう思うそうです。
「折角、何百万もかけてリフォームするのに、暖かくしないなんて、もったいない!」
外壁や屋根の更新のタイミングに「断熱」をしっかり工事するのが「断熱リフォーム」の秘訣!と、会沢さん。

ご自宅を2007年に「断熱耐震同時改修工事」実施。その工事の効果を体感し、よりその思いを強くしたそうです。
リフォーム工事の4年後に襲った東日本大震災。耐震工事が功を奏し、ご自宅は無傷で難を逃れました。
また、震災後に続いた停電によって暖房器が使えない中、室温15~16℃以上で過ごせ、避難所のお世話にならずに済んだのは「断熱工事」の賜物。あの震災を体験された会沢さんの話ですから、皆さん聞き入っていた様子でした。

この講座には、サブタイトルがあります。
「暖かくリフォームした100人の夏冬体験記」です。

新住協の「断熱耐震同時改修工事」が国交省に認められ、先導的事業として2年間(H22、23)取り組みました。
2年間の事業を活用した方々を対象にアンケートを行い(H25)、その結果をお話し下さいました。

多くの方が「断熱」の効果に驚かれたようでした。
「今までの暮らしが一変しました」
「こんなに快適なら、もっと早く工事をすればよかった」
そんな喜びの声が多く寄せられていたようです。裏を返せば「断熱の効果」を多くの方が知らない、という事でしょうか。

最後に、多くの方々の悩みの種「どこに依頼をすればよいのか?」
会沢さん独自の切り口で分析していただきました。皆さん、一斉にペンを走らせていました。
気になる話の中身は・・・・・・次回の機会をお見逃しなく、ですね。

ユーモアを交えた、わかりやすいお話で、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。 講座終了後も、質問される方が後を絶ちませんでした。
講座を受けられた沢山の皆様、お疲れ様でした。
会沢さん、お疲れ様でした。そして、また次回もよろしくお願いいたしますm(__)m